AutoForm-Compensator ~トライアウトのサポート機能~

September 2022
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AutoForm-Compensator ~トライアウトのサポート機能~

AutoForm-Compensatorはスプリングバックの結果に基づき、見込み補正法案を簡単かつ迅速に検討するソフトウエアです。この作業は主に金型作成の準備段階に適用し、あらかじめ問題の解決をサポートしています。さらにAutoForm-Compensatorは、金型作成後、トライアウト中、もしくはトライアウト後に起こる課題を柔軟にサポートする機能も有しています。
今回はその機能である“一般”と“ダイスポット”をご紹介します。

<一般>
インポートした2つの形状(データ)の差異を見込み補正に適用します。
手順(図1)として、

  1. 3つ以上の形状(データ)を準備(インポート):
    部品(正規)/金型(見込み用)/  実パネルデータ(計測-STL)
  2. 参照形状を定義:正規(目標)形状
  3. 計測形状を定義:実(含バック)形状
  4. ベクトル・フィールドを作成:計測形状と参照形状の差異となります。
  5. ベクトル・フィールドを適用:見込み法案を検討かつシミュレーションの計算に適用

例)取得した実パネルを計測し、その計測データ(STL)をインポートします。
参照形状(オリジナル)と計測データ(STL)の差異-ベクトル・フィールドを作成。
このデータを、見込みたい工程の金型補正に適用 → 係数・範囲・補正法等は任意
実パネルの公差逸脱分をどのように、どのような量を修正するかを、柔軟にサポート。

<図1手順>
 

<ダイ・スポット>
初期板厚と各工程の結果(板減)を使い分けることで、上下金型合わせ・パネル合わせ工程のサポートをします。
手順(図2)として、

  1. 任意の結果(板減やスプリングバック)を利用します。
  2. インポートした形状の中から、作成用の形状を選定(コピー&有効化)します。
  3. タイムステップの編集を使って、任意の結果(板減)に基づいたベクトル・フィールドを作成します。
  4. ダイスポットの領域を定義します。
  5. 作成した形状をエクスポートします。
  6. 任意のafdファイルへインポートし、任意の工程の金型として定義します。

 

<図2手順>

例1)外板部品の2次成形部のPad
Flange工程の板減のある部位にPad圧がかからず、デフォームの要因に。
→ 前工程の結果(板減)からPad形状を作成し、スポッティングされた実金型
と同じ条件の設定で計算し、OTR面のコンデイションを確認 (図3)。

例2)2次成形部 (REST刃)
板減・微小なしわにより成形部の面圧にバラツキ。しわや面位置公差外れへの懸念。
→ 均一な面圧を掛けるために、REST工程の結果(板減)からREST形状を作成。

※AutoForm-Compensatorをご利用になる際は、License契約が必要となります。

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