4年ぶりに対面開催!AutoForUm2023開催レポート
オートフォームジャパンは2023年9月29日(金)、東京・秋葉原のベルサール秋葉原にて、AutoFormユーザー会議「AutoForUm 2023」を開催しました。 4年ぶりに対面式で開催した今回は、総勢約71社、130名を超えるユーザー様にご参加していただき、活溌に意見交換、情報交換がおこなわれました。お忙しい中、ご参集いただきました皆様にはこの場を借りて改めてお礼申し上げます。
午前中に開催された「技術セミナー」では弊社技術マネージャー今井洋徳より、シミュレーションにおける「精度」の決定要因や精度アセスメント結果のご紹介と、続いてソフトウェアマニュアル、ヘルプデスク、EラーニングなどのAutoFormの便利機能についてご案内いたしました。
午後から開会した「AutoForUm2023」は、、AutoForm Engineering GmbHのコーポレート・テクニカル部門担当役員のバート・カーレアの基調講演から始まりました。「ターゲット・マクロ・プロセス(企業独自のマイルストーンやタイムラインに合わせてカスタマイズ)」という新しいコンセプトの紹介を交えながら、現在の世界的なトレンドである完全デジタル化についてご紹介しました。
ユーザー様の事例発表では、はじめに日産自動車株式会社の佛川正哲様より、量産時の予期せぬわれに関する最新の研究とその解決にAutoForm-Sigmaがどのように活用できるかについて発表していただきました。そして本田技研工業株式会社の川口洋史様よりAutoform-Sigmaを活用した業務効率化の事例を発表していただきました。これらのAutoForm-Sigmaの情報はご参加者にとても好評でした。続いて南工株式会社の成本聡様より「金型メーカーのデジタル革新 ~AutoFormによる業務プロセスのフロントローディング化~」と題して、経営者の立場から金型工程のデジタル・トランスフォメーションをどのように進めたか、お話していただきました。そして最後はトヨタ自動車株式会社の野田平祐様から、ヘミングシミュレーションがエンジニアリングの段階でどのように効果的に活用できるかについてご紹介していただきました。いずれの発表者にも質疑応答多くの質問が寄せられ、関心の高さが伺えました。プレゼンテーションの詳細につきましては、後日弊社ブログにて「ユーザー会開催レポート」としてご紹介させていただきます。
AutoForUm終了後は、南工株式会社の代表取締役社長の成本聡様による乾杯の挨拶で懇親会がスタートしました。和やかな雰囲気の中、ご参加された皆様より個別の質問が出たり、情報交換が行わられたり、会場は有意義なコミュニケーションの場となりました。
ご協力いただいたアンケートをもとに次回のユーザー会も更なるサービス向上に努めて参りますので、より一層のご支援、お引立てを賜りますようお願い申し上げます。