CADデータが読み込めない!?
そんなときの対処方法

July 2024
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AutoFormを利用するときに最初に読み込むものといえば、製品、金型などのCADデータです。普段なにげなく利用しているCADデータですが、読み込むことができないデータを支給されたり、CADソフトウェアのバージョンアップに伴って読み込めなくなったりすることもあろうかと思います。今回はそんな時の一般的な対策をご紹介いたします。

CADソフトウェアのバージョン対応

AutoFormでは各種CADソフトウェアのダイレクトインポートのために、AF Exchangeというモジュールを利用しています。このモジュールはCADデータの変換を得意とするサードパーティから機能提供を受けており、AutoFormの開発スケジュールとは異なる新バージョンがリリースされています。またソフトウェア本体と独立して、バージョンを新しいものに差し替えることが可能です。現在のAF Exchangeの最新バージョンは2024年5月6日にリリースされた2022 SP8で、下記AutoForm ServiceCenterよりダウンロード可能です。

 

AutoForm ServiceCenter ソフトウェア・ダウンロード

 

このバージョンはR8、R10、R11で利用されているAF Exchangeよりも新しく、読み込みに対応しているCADフォーマットの種類が増加しています。各バージョンのインストールフォルダ(デフォルト C:\Program Files\AutoForm\AFplus\RxxF\bin)にある既存の「afexchange.exe」「kernel_io.dll」をAutoForm ServiceCenterからダウンロードしたものと差し替えることで、バージョンを変更することが可能です。CADバージョンアップに伴いデータが開けなくなった際などは、ぜひ一度ご確認ください。

IGESデータの作り方の問題

最近ではJTフォーマットなども見られるようになってきましたが、現状最も多くやり取りされるCAD中間ファイルはやはりIGESであろうかと思います。そこでご存じの方も多いと思いますが今一度、AutoFormでIGESデータを利用する場合の推奨設定について、お伝えさせていただきます。

AutoFormでは、NURBSタイプで作成された曲面、および曲線が最もインポート機能と相性が良いと言われています。IGESでデータを作成する際は、曲線はエンティティタイプ126、曲面はエンティティタイプ128で出力されるようにCADの設定を調整していただくことで、読み込めるようになったり、一部の面が抜けたりする問題が解消します。某CADソフトウェアでは、IGESのエクスポートオプションで「Bスプライン」のタイプを選択すると基本的にNURBSタイプでIGESデータを出力することができるようになります。また別のCADソフトウェアでは、データ作成時にNURBSモードという選択肢があるようですので、こちらをご利用いただくことができます。CAD側のバージョン更新があったり、新しい端末にインストールしたりするとこれらの設定が初期化されてしまうこともありますので、定期的な確認をお勧めしております。

CADフォーマットやバージョン以外にも、曲面が複雑すぎる場合や、隙間や重なりが深刻な場合は面が抜けてしまうこともあります。このような場合は、三角面ができないよう面の作りを見直したり、面の次数を下げるために分割したり、IGESからSTEPに変更してみたりといった対策をとることもあります。

お困りの点やご不明な点がございましたら、弊社テクニカル・サポート(support@autoform.jp)までお気軽にお問合せください。

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